低価格で高性能なネットワークカメラ、Webカメラなどの普及により、監視目的のカメラの設置が広がっています。ただ、通常監視カメラの画像データはデータ量が大きかったり、ネットワークトラフィックなどの問題により以下のような様々な問題点が発生することがあります。
- ◎ 保存するハードディスク容量に限りがあるため、長期間保存ができない
- ◎ 映像データが大きいため、映像確認中にフリーズする
- ◎ カメラが遠距離の場合、通信料が膨大になる
- ◎ 画像圧縮のためブロックノイズが発生し、画像が不明瞭
- ◎ 増設に制限があり、簡単に増設することが難しい
- ◎ 設置に手間がかかるので、短期間の利用を躊躇してしまう
- ◎ 複数箇所からのアクセスが難しい
- ◎ 複数メーカーのカメラを同じネットワーク上で使いづらい
NEXCAMに3G-BOXを使用することにより、遠隔地の映像確認作業が飛躍的に楽になり、設置も簡単なので、短期間での用途にも威力を発揮します。
映像データの取得方法が違います[特許取得済み]
一般的なNVR(ネットワークビデオレコーダー)システムでは、カメラからのデータを一方的に受信して、そのまま保存しますが、NEXCAMは、サーバーからカメラへデータの取得要求をして画像を受信するので、データの渋滞がありません。
映像データが非常に軽く、しかも綺麗※最大フレーム数は、1秒間に10フレームです。
通常の動画データと違い、NEXCAMは1秒間に1コマの間隔で撮影した画像を動画に変換して保存することにより、非常にデータ量が少なく、しかも綺麗な映像データが取得できます。データが軽いので3G回線で閲覧が可能です。
保存データ容量の大幅な削減を実現
映像データが非常に軽いので、保存するデータ容量も少なくなり、映像データ保存のストレージ費用を大幅に削減することができます。
Quad-VGA画像:1280×960で録画保存した場合のIPカメラ1台のデータ容量
[1コマ/秒の場合]1時間:約30MB(HDで10分 5MBほど)/ 1ヶ月:約22GB
※例えば20台のIPカメラを1年間保存した場合は、約5TBになります。
VGA画像:640×480で録画保存した場合のIPカメラ1台のデータ容量
[1コマ/秒の場合]1時間:約12MB(VGAで10分 2MBほど)/ 1ヶ月:約9GB
※例えば100台のIPカメラを1年間保存した場合は、約10TBになります。
※上記データ容量は、夜間撮影に適したカメラによるものです。動作環境によって異なりますので、目安としての表記となります。
同一ネットワーク上でネットワークカメラ100台設置を実現
ネットワークトラフィックの軽減技術によって、ネクスサーバー1セットの設置と同一ネットワーク環境において、100台のネットワークカメラの接続を可能にしました。
映像データに測定数値データなどを合成可能
さまざまな作業現場で、その時点の測定数値データ(例えば気温や湿度、日照量など)を画像データに合成して記録することができます。
携帯電話回線利用でカメラ映像が簡単伝送 <3G-BOX>
3G-BOXを使用することにより、携帯電話回線を利用し、監視・防犯カメラなどの映像を簡単にサーバーへ伝送することができます。
3G-BOXについて
複数ベンダーのネットワークカメラに対応
一般的なネットワークカメラ(IPカメラ)が使用でき、複数のメーカーのカメラの混在設置も可能。既存のカメラの使用もできます。(一部例外あり)
スマートフォン、タブレット端末での映像確認機能
スマートホンやタブレット端末からのアクセスも楽にでき、外出先からいつでも映像確認できます。
過去の動画データを離れた場所でも簡単に検索
インターネット回線などにより、離れた場所からでも、簡単に過去映像にアクセスでき、検証が楽。
海外のネットワークカメラ画像も録画可能
インターネットが使用できる環境であれば、海外の映像も録画することができます。
パソコンのディスプレイキャプチャー機能
パソコンの操作画面をそのままリアルタイムで記録することで、セキュリティ用途としても使用可能。